項目 | 発刊日 | 概要 | 特集項目名 | 構成 |
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SSRI 創刊号 | 2022.4.25 | ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、現代のサイバー戦争や情報戦の重要性が急速に高まる中、 ロシア・中国・米国・日本それぞれの取り組みを分析。さらに台湾危機への備えや、歴史的な情報戦「本能寺の変」から現代への教訓を探る、 創刊にふさわしい充実した内容。 | 特集:「サイバーセキュリティと現代戦争」 | ▶【 ロシア・中国・米国・日本 各国のサイバー戦略を徹底分析】 *創刊のご挨拶(井晉) *我が国のサイバーセキュリティの在り方(編集部) *ロシアのウクライナ侵攻の裏側(矢野義昭) *双子の独裁者と台湾の憂い(井晉) *台湾と東アジア安全保障(井晉) *徹底した情報戦を制した「本能寺の変」(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 2号 | 2022.6.10 | 日米・クアッド首脳会談で確認された「力による現状変更反対」のメッセージを軸に、北朝鮮の軍事戦略変化、英国のグローバル戦略、黒海での海上戦闘、中国とソロモン諸島の接近など、激動する国際情勢を多角的に分析。 日本の安全保障意識を高めるための必読号。 | 特集:「台湾有事と世界情勢」 | ▶ 【日米首脳会談・クアッド首脳会談、北朝鮮・中国・ロシア情勢から見た日本の覚悟と対応】 *緊急報告:日米首脳会談・クアッド首脳会議(編集部) *北朝鮮は、ウクライナの戦争を見て、軍事力増強を急ぐ(西村金一) *「グローバル・ブリテン」と中露、そして日本の危機(関根大助) *旗艦「モスクワ」大破、沈没―ウクライナ戦争、海洋における戦いとその影響(上野英詞) *中国とソロモン諸島との関係が始まった(井晉) *倶利伽羅峠の戦い(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 3号 | 2022.7.10 | 第7回日台戦略対話の報告を中心に、台湾有事や南西諸島危機を見据えた日本と台湾の連携の重要性を考察。 さらに、原子力潜水艦の必要性、東シナ海のグレーゾーン事態、中国の戦狼外交への対応策を徹底分析。連載コラムでは台湾の全民国防教育や歴史に学ぶ安全保障の視点を紹介。緊張高まる東アジアの現実を捉える必読号。 | 特集:「第7回 日台戦略対話」 | ▶ 【台湾有事と南西諸島危機に備える日本と台湾の連携】 *第7回 日台戦略対話報告(編集部) *「日の丸原潜」建造に向けて(矢野一樹) *グレーゾーン事態における自衛隊の対処行動(編集部) *東シナ海における中国の戦狼外交(井晉) *竹中半兵衛、稲葉山城占拠事件(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 4号 | 2022.8.10 | 安倍晋三元首相暗殺という衝撃的な事件を契機に、日本外交と防衛政策の未来を再考する特集号。 戦後レジームからの脱却を目指した安倍外交の意義、日本国憲法改正の必要性、自衛隊と米軍基地問題、竹島・尖閣・北方四島の領土問題を多角的に検討。また、戦没者追悼の日に寄せた平和への思い、日本文化に根差す「日本人の魂」についても紹介。国防と平和を同時に考える必読の1冊。 | 特集:「安倍元首相暗殺と日本の行方」 | ▶ 外交・防衛・憲法改正、島嶼領土問題から日本の未来を考える *特別寄稿 安倍元首相暗殺と安全保障(宇田川敬介) *日本国憲法の制定過程と課題(編集部) *自衛隊の創設と在日米軍基地の問題(編集部) *日本の島嶼領土(竹島、尖閣諸島、北方4島)の問題(井晉) *岩村城の戦い(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 5号 | 2022.9.10 | 日本は古来より自然災害と共存してきた国。第5号では、関東大震災、阪神・淡路大震災、東日本大震災などの巨大地震の教訓、台風・線状降水帯による災害の実態、 自衛隊の災害派遣の進化、さらにスマトラ沖大地震における国際支援事例を紹介。防災文化の継承とリスクコミュニケーションの重要性を考える重要なMonthlyレポート。 | 特集:自然災害と日本の防災文化 | ▶ 【地震・台風・豪雨災害の経験と、防災意識の重要性】 *日本を襲った大規模自然災害の経験(編集部) *自衛隊による災害派遣の歴史(佐藤克枝) *インドネシア・スマトラ沖大地震とOCHAの活動(井晉) *都市型災害への防災対策とリスクコミュニケーション(岩本由起子) *合戦でなく地震で滅びた内ヶ島氏(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 6号 | 2022.10.10 | ロシアによるウクライナ侵攻から半年以上が経過。第6号では、特別軍事作戦の実態、ヨーロッパを揺るがす天然ガス問題、 そして日本の民間防衛体制における課題を多角的に分析。国連PKO活動の現場経験や非正規戦の実態も交え、現代の安全保障を幅広く考察する重要なMonthlyレポート。 | 特集:ウクライナ侵攻と世界の安全保障環境の激変 | ▶【 特別軍事作戦の実態、天然ガス問題、民間防衛の課題】 *第14回公開安全保障セミナー(宇田川敬介) *ロシア産天然ガス共有停止とヨーロッパ諸国(奥村直士) *陸上自衛隊フォーラムと国連PKO(井晉) *非正規戦はロシアのお家芸だ(西村金一) *第一次上田合戦(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 7号 | 2022.11.10 | 中国共産党第20期中央委員会第1回総会により、習近平政権の3期目が発足。独裁体制強化の背景と政権基盤の不安定さ、台湾海峡をめぐる国際法の対立、 ロシア・ウクライナ戦争に見る情報戦の実態を通じ、東アジア情勢の緊迫を分析。現地レポートや歴史考察も交え、日本への示唆を探る重要なMonthlyレポート。 | 特集:中国共産党第20期総会と台湾海峡をめぐる国際情勢 | ▶ 【中台関係緊迫と情報戦の実態、国際法上の台湾海峡問題】 *第20回中国全国人民代表大会(全人代)(宇田川敬介) *ロシア・ウクライナ戦争における情報戦(渡部悦和) *台湾海峡は国際海峡か(上野英詞) *非正規戦はロシアのお家芸だ(西村金一) *日本初の二正面作戦・承平・天慶の乱(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 8号 | 2022.12.10 | 第8回日台戦略対話では、日台共同でウォー・ゲーミングによる危機対応訓練を実施。南西諸島侵攻を想定したシナリオを通じ、 日本と台湾の連携強化の可能性と課題が浮き彫りになった。他にも、カンボジアからウクライナへの地雷除去支援やプーチン後継予測など、多彩な記事を収録した重要なMonthlyレポート。 | 特集:第8回日台戦略対話 | ▶ 【日本と台湾の連携深化、シミュレーションで見えた新たな課題】 *第8回日台戦略対話開催(編集部) *地雷処理とJMASの活動(柴田幹雄) *ツルツル・もじゃもじゃ理論(編集部) *蔡総統肝いりの国防安全研究院(井晉) *北ノ庄城の戦い(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 9号 | 2023.1.10 | 岸田政権は安保関連3文書を改定し、防衛力の抜本的強化に踏み切った。ハイブリッド戦争への対応や反撃能力の保有、量子技術の進展とともに、 国民の意識改革も急務とされる。さらに中国の台湾・尖閣への動きや韓国情勢にも着目し、歴史的視点も交えながら、日本のこれからの安全保障の在り方を考える一編。 | 特集:安保関連3文書改定と日本の安全保障戦略 | ▶ 【防衛力強化、ハイブリッド戦対応、国民に求められる意識改革】 *安保関連3文書 改訂と国民による防衛(宇田川敬介) *ステルス戦闘機と量子技術(則竹 幹子) *日韓関係の誤解とファクト(編集部) *東シナ海は本日も波高し(井晉) *神功皇后による三韓征伐(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 10号 | 2023.2.10 | 朝鮮半島情勢が緊迫する中、日本が進めるべき国家戦略を多角的に考察。日米首脳会談と2プラス2で確認された防衛強化、 韓国の抗日親北政策と北朝鮮リスク、さらに歴史問題として従軍慰安婦問題と竹島問題を再検証する。日本が進むべき道を改めて問う重要なMonthlyレポート。 | 特集:「揺れる朝鮮半島情勢と日本の国家戦略」 | ▶ 【日米同盟の強化、朝鮮半島リスク、歴史問題を再考する】 *韓国抗日従北政策の根源(宇田川敬介) *日本が汚名を着せられた「従軍」慰安婦問題(井晉) *日本領の竹島と韓国の言いがかり(編集部) *Japanuaryって何のこと?(井晉) *女性に気を許すな!日本武尊の熊襲成敗(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 11号 | 2023.3.10 | ウクライナ戦争開戦から1年。国連総会決議、欧米支援、戦局の推移をふまえ、世界秩序への影響を分析。 レオパルト2戦車供与の意味、ワグネルPMCの実態、スパイ気球問題から見える米中対立の行方など、多角的な視点で国際情勢を読み解く。未来を見据えるための必読号。 | 特集:「ウクライナ戦争1年 〜世界秩序の行方〜」 | ▶ 【戦況分析、ワグネル問題、欧州戦車供与のインパクトを探る】 *ウクライナ戦争の来し方行く末(片山和則) *ワグネルという組織とロシア国防相(宇田川敬介) *レオパルト2はゲームチェンジャーとなるか(小川清史) *Chinese Spy Balloonの話題(井晉) *傭兵を使いこなした石山十年合戦(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 12号 | 2023.4.10 | ウクライナ戦争が注目される中、日本にとって最も緊急の課題は南西諸島防衛の強化である。 石垣島に新設された駐屯地の概要、地対艦ミサイル部隊・高射中隊・警備隊の配備状況、地元との関係性までを詳細に解説。国防の最前線で何が始まったのかをリアルに伝える重要なMonthlyレポート。 | 特集:「南西諸島防衛の最前線」 | ▶ 【石垣駐屯地開設に見る日本の新たな防衛体制】 *公開安全保障セミナー 「わが国憲法と『国家緊急権』(井晉) *いわゆる「徴用工」問題の「解決策」と日韓関係(編集部) *全国人民代表大会」報告書と習近平政権(宇田川敬介) *南西諸島防衛の穴を埋める石垣駐屯地(井晉) *日本初の国家危機 白村江の戦い(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 13号 | 2023.5.10 | G7広島サミットを目前に、世界の安全保障環境が揺れ動く中、日本のリスク管理体制を問う。 陸自ヘリ墜落事故の教訓、米国機密漏洩事件の衝撃、戦術核兵器の脅威分析を通じて、国防意識を改めて喚起する。さらに歴史に学ぶ裏切りの教訓から、現代日本への警鐘を鳴らす必読の一編。 | 特集:「緊迫する国際情勢と日本の安全保障」 | ▶ 【戦術核兵器、機密漏洩事件、航空事故から考えるリスク管理】 *陸上自衛隊ヘリコプターの宮古島沖航空事故(冨田稔) *他人ごとではない戦術核兵器の脅威(矢野義昭) *米国の重要機密情報の漏洩事件(宇田川敬介) *G7広島サミットと核の問題(井晉) *二本松の戦い(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 14号 | 2023.6.10 | G7広島サミットは、ロシアへの圧力と中国への経済的・安全保障的牽制を明確に打ち出し、国際秩序の再構築を象徴する重要な場となった。 北朝鮮の軍事衛星発射、ゼレンスキー大統領の巧みな情報戦、グローバルサウスの台頭など、世界のパワーバランスを読む視点を豊かに提供する。今こそ日本が果たすべき役割を考える必読の一編。 | 特集:「G7広島サミットと世界秩序の再構築」 | ▶ 【対中・対露戦略、グローバルサウスへの対応、台湾情勢まで】 *台湾危機シミュレーションゲーム(井晉) *G7広島サミット成果の総括(片山和則) *「忍者外交」と言われるゼレンスキー大統領の情報管理の巧みさ(宇田川敬介) *北朝鮮の「偵察衛星」発射(井晉) *日本は戦争でも風流を忘れない「武蔵松山風流合戦」(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 15号 | 2023.7.10 | 急速に進化する宇宙・技術分野の安全保障環境において、日本の国家戦略が問われている。宇宙基本計画、防衛技術指針、そして中国の「千人計画」による技術流出への懸念を通じて、技術と安全保障の接点を多角的に考察。さらに日米比による新たな連携枠組みの動向にも着目する、次代を見据えた必読の一編。 | 特集:「加速する宇宙・技術安全保障と日本の対応」 | ▶ 【宇宙基本計画、防衛技術指針、技術漏洩リスクへの警鐘】 *千人計画と日本の「技術安全保障」(宇田川敬介) *宇宙安保構想に向けた「宇宙基本計画」(井晉) *防衛技術指針2023の意義と内容(片山和則) *日米比の3か国安全保障枠組み(井晉) *雨の時期の戦争 太田城水攻め(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 16号 | 2023.8.10 | 1年半を超えたウクライナ戦争。反転攻勢は遅々として進まないが、その背景にはロシア軍の周到な防御と国際社会の複雑な動きがある。 ウクライナ支援国の戦略転換、台湾における安全保障啓蒙活動、そして歴史から学ぶ戦いの知恵。困難な時代を生き抜くために必要な視点を示す必読の一編。 | 特集:「ウクライナ反転攻勢と国際社会の新たな局面」 | ▶ 塹壕戦の現実、F-16供与、台湾での安全保障啓蒙活動まで *ウクライナ軍の反転攻勢はなぜゆっくり進んでいるのか(西村金一) *ロシア軍の塹壕陣地突破の困難さ(小川清史) *F-16供与を決定した米国の思惑(小野田 治) *自衛隊が軍隊ではない理由(井晉) *民衆と一緒に戦って強敵を倒す上田合戦(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 17号 | 2023.9.10 | グレーゾーン事態が常態化しつつある中、日本に求められるのはハイブリッドな全方位型の安全保障戦略である。 南シナ海情勢、サイバー攻撃リスク、エネルギー確保の課題に焦点を当て、日台防衛協力の最新動向にも触れながら、複雑化する国際環境への処方箋を提示する。現代日本の指針となる必読の一編。 | 特集:「ハイブリッド戦時代の日本の総合安全保障」 | ▶ 【サイバー・海洋・エネルギー安全保障を考える】 *サイバー安全保障(伊東宏明) *エネルギーから観た国家総合安全保障(奥村直士) *南シナ海、波高し−試されるアメリカの決意(上野英詞) *第4回台北防衛対話の概要(井晉) *「テロの模範」となる忠臣蔵(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 18号 | 2023.10.10 | 第16回公開安全保障セミナーを中心に、台湾有事の現実的リスクと日本の国防戦略を再考する。 台湾総統選をめぐる動向、南西諸島防衛の重要性、国民生活に直結するエネルギー・食糧リスクにも言及。ミクロネシア訪問記では、歴史と安全保障をつなぐ視点を提示。日常と国際情勢の距離を縮める必読の一編。 | 特集:「台湾有事と日本の安全保障」 | ▶ 【第16回公開安全保障セミナーから台湾危機と国防戦略を考える】 *台湾有事に対応できるか!日本!(宇田川敬介) *いまさら聞けない質問にお答えします(編集部) *興味深いミクロネシア連邦(井晉) *海の重要性で見た大坂の陣(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 19号 | 2023.11.10 | 尖閣諸島、竹島、北方領土──いずれも日本が正当な領有権を主張しながらも、隣国との間で未解決の課題を抱える島嶼領土問題。 本号ではそれぞれの領有権根拠と相手国の主張への反論を整理し、日本人が最低限理解すべきポイントを解説。歴史から現在までを総合的に捉え、未来への指針を考える必読の一編。 | 特集:「領土問題から考える日本の主権と国際秩序」 | ▶【尖閣・竹島・北方領土、それぞれの主張と反論を整理】 *日本の島嶼領土尖閣諸島の問題(井晉) *野田首相が述べた日本の竹島領有根拠(藤井賢二) *北方領土の理論的整理(片山和則) *PLAに関する2つのカンファレンス(井晉) *戦国三大奇襲 川越夜戦(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 20号 | 2023.12.10 | ロシアのウクライナ侵攻を契機に、世界は静かに、しかし確実に「新しい秩序」へと向かい始めた。 中国のグレーゾーン戦術、日本のサイバー防衛、台湾との安全保障対話の深化、そして日本国内における安全保障意識の転換。本号ではこれらの最新動向を鋭く読み解き、複雑化する国際環境に備えるための指針を提示する必読の一編。 | 特集:「ウクライナ戦争後 世界構造の大転換」 | ▶ 【グレーゾーン戦、サイバー安全保障、日台連携の最前線】 *ウクライナ紛争後の急激な世界の構造変化(用田和仁) *中国の「グレーゾーンの戦い」に対する日本の受け止め(柴田幹雄) *ナショナルサイバーセキュリティという時代(青木眞夫) *SSRIと台湾との2つの交流(井晉) *将軍暗殺 永禄の変(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 21号 | 2024.1.10 | 台湾有事の前段階にあたるグレーゾーン事態では、日本の法制度が在外邦人保護に制限を課している。特に台湾における邦人避難には国際的・法的課題が山積しており、自主避難や日台間の事前協力体制の整備が急務となっている。危機下における現実的な課題と選択肢を明らかにする必読の一編。 | 特集:「グレーゾーン事態と在外邦人保護の現実」 | ▶ 【台湾危機シナリオ下での日本の課題と日台シンクタンク協力】 *グレーゾーン事態における在台日本人の避難と日台協力 −台湾のシンクタンクとの会議報告−(小川清史) *台湾の離島防衛と日本の対応(矢野一樹) *中国の台湾本格侵攻における日本の対応の可能性と日台協力について (小野田治) *台湾との安全保障研究交流(井晉) *日本における有名な「島」の合戦−屋島合戦−(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 22号 | 2024.2.10 | 中国の台湾侵攻リスクが現実味を帯びる中、日本が直面する課題に焦点を当てました。 離島防衛、在外邦人保護、グレーゾーン対応など、制度上の限界と現実的な行動指針を明らかにし、日台協力の可能性を探ります。歴史から学ぶ視点も交え、今私たちが考えるべき対応力を問う特集です。 | 特集:台湾有事に備える日本の対応力強化 | ▶ 【グレーゾーン事態、離島防衛、在外邦人保護の現実】 *台湾総統選挙と日台関係ウクライナ紛争後の急激な世界の構造変化(邱伯浩) *ウクライナで戦う南北朝鮮(鈴来洋志) *プーチンによるウクライナ戦争の行方と大統領選挙(佐々木孝博) *第21回陸上自衛隊フォーラム現地研修(井晉) *戦う前に決まっていた鳥羽伏見の戦い(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 23号 | 2024.3.10 | パレスチナ情勢の緊迫、イスラム圏の複雑な宗派対立、南シナ海でのフィリピン・ベトナムの動きと、日本の関わり方を探ります。 激動する世界の中で日本が果たすべき役割とは何かを多角的に考察しました。歴史に学びながら、現代の課題を読み解く特集です。 | 特集:混迷する国際情勢と日本の役割 | ▶ 【南シナ海・中東・イスラム世界から考える】 *パレスチナ問題とハマス(井晉) *イスラエル支援の米国と戦うフーシ派(宇田川敬介) *イスラエルと戦うヒズボラ(片山和則) *マニラとハノイで南シナ海問題を議論(井晉) *敵前で守将を交代した山中城の戦い(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 24号 | 2024.4.10 | ウクライナ戦争の長期化を背景に、無人機戦、NATO軍事支援、国際機関の限界、抑止力の現実を考察。 さらに歴史に学び、大坂冬の陣における補給線と心理戦の教訓から、現代戦の本質に迫ります。国際安全保障と日本の未来を考える特集です。 | 特集:長期化するウクライナ戦争と日本の教訓 | ▶ 【欧州・アジアを見据えた安全保障の課題】 *ウクライナ戦争を終わらせる仕組みはあるのか?(小川清史) *ウクライナ航空戦の主役を演ずる無人機(小野田治) *NATO諸国等による軍事支援の状況と我が国の今後の対応(菅野隆) *南シナ海における日米比合同監視活動(井晉) *鉄壁の防御と補給で天下が攻めあぐねた大坂冬の陣(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 25号 | 2024.5.10 | 国家機密保護に向けたセキュリティ・クリアランス制度、韓国総選挙後の東アジア情勢変化、中国の秘密警察問題、 自衛隊の新たな防衛強化と歴史に学ぶ教訓──。激動する国際情勢の中で、日本が果たすべき役割と備えるべき課題を多角的に掘り下げます。 | 特集:国際安全保障と日本の課題 | ▶ 【セキュリティ・クリアランスから東アジア情勢まで】 *韓国総選挙:与党惨敗が日韓関係に及ぼす影響は?(編集部) *セキュリティ・クリアランス制度について(宇田川敬介) *ナショナルサイバーセキュリティという時代(片山和則) *防衛戦略に基づく自衛隊の強靭化(井晉) *関ケ原丹後田辺城の戦い(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 26号 | 2024.6.10 | 台湾の新政権発足を機に、中国による圧力とグレーゾーン戦略、離島侵攻リスクが現実味を増しています。本号では、 日台連携と日本の防衛戦略強化の必要性を多角的に検証。歴史と現在をつなぎ、いかにして地域の平和と安定を守るかを考察します。 | 特集:台湾新政権と中国の圧力戦略 | ▶ 【グレーゾーンから離島侵攻までの危機に備える】 *中国の力による現状変更を抑止する日本の戦略(柴田幹雄) *台湾に対する中国の戦略的思考への対応−グレーゾーン事態を焦点に(小川清史) *グレーゾーン事態を含む中国の台湾に対する戦略的思考と行動(小野田治) *5月20日に行われた台湾の新総統と副総統の就任式(井晉) *台湾と明石元二郎(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 27号 | 2024.7.10 | 世界のパワーバランスが大きく揺れる中、米国・中国・ロシアそれぞれの安全保障戦略を詳細に分析しました。 日本が直面する選択肢と、地域平和への道を探ります。さらに、歴史に学び、現代の安全保障を考える特集です。 | 特集:世界の安全保障戦略を読み解く | ▶ 【米・中・ロの戦略と日本の選択】 *中国(習近平)の安全保障戦略 −世界の覇権をめざす中共−(河原昌一郎) *バイデン政権の安全保障戦略の成果(小野田 治) *ロシアの新たな「国家安全保障戦略」とその狙い(佐々木孝博) *台湾における安全保障啓蒙活動(井晉) *戦国時代の安全保障違反 九戸政実の乱(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 28号 | 2024.8.10 | 世界秩序が揺らぐ中、中国、北朝鮮の動向と台湾・太平洋地域への影響を分析。 日本が果たすべき役割とは何か、安全保障啓蒙活動の最前線からも考えます。歴史に学びつつ、未来を見据える特集です。 | 特集:揺れる世界秩序と日本の戦略 | ▶ 【東アジアの緊張と新たな安全保障環境】 *北朝鮮を取り巻く国内外情勢(鈴来 洋志) *中国共産党第3回全体会議(3中全会)分析と習近平政権の求心力(邱伯浩) *緊急時に備えるための知識と連携(岩本由起子) *太平洋・島サミットが閉幕(井晉) *幽霊が予言した桶狭間(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 29号 | 2024.9.10 | クルスク進攻に見るウクライナの核抑止戦略、自衛隊と在日米軍の統合作戦体制の強化、軍事・戦略教育の普及、台湾防衛対話など、世界と日本の安全保障環境の変化を多角的に分析。 歴史と現代の視点から、私たちの未来を考えます。 | 特集:新たな安全保障の構図と日本の課題 | ▶ 【核抑止から統合作戦体制強化まで】 *クルスク進攻にはウクライナによる核抑止戦略が隠されている(西村金一) *自衛隊の統合作戦司令部と在日統合軍司令部(柴田幹雄) *軍事・戦略検定講座が始まる(井晉) *第6回台北防衛対話と第1期台湾国防部軍人留学生の修了式(井晉) *明治期の台湾出兵(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 30号 | 2024.10.10 | 国際社会で続く武力衝突とその法的側面を、ウクライナ戦争とガザ地区の戦闘を中心に考察。 さらに、歴史から学ぶモンゴルの樺太侵攻、インド太平洋における新たな安全保障連携の動きまで、多角的に現代の課題を読み解きます。 | 特集:武力衝突と国際秩序のゆらぎ | ▶ 【ウクライナ、ガザ、インド太平洋の現実と教訓】 *武力紛争法から見たロシア・ウクライナ戦争(佐々木孝博) *武力紛争法から見た「ガザ地区での戦闘」(小川清史) *ウクライナとガザ地区における武力衝突と国際法(井晉) *乗組員相互乗り入れによる共同パトロールとOPK(井晉) *モンゴルの樺太侵攻(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 31号 | 2024.11.10 | 中国共産党の実態と戦略、経済の行き詰まり、台湾と日本への圧力、国際秩序への影響を多角的に検証しました。さらに歴史から学び、 北朝鮮とロシアによる国際法違反にも注目。揺れ動く世界で日本が進むべき道を考えます。 | 特集:中国共産党の実像と東アジア情勢 | ▶ 【台湾・日本・国際秩序への挑戦を読み解】く *中国共産党の本質と野望(邱伯浩) *中国共産党の国内経済政策とその展望(河原昌一郎) *台湾と日本に対する中国共産党の戦略と挑戦(勝股秀通) *国際法を知らないかロシアのプーチン大統領(井晉) *刀伊の入寇(宇田川敬介) *いまからここから(岩本由起子) |
SSRI 32号 | 2024.12.10 | トランプ新政権誕生後のアジア情勢、北朝鮮によるロシア支援、ミャンマーの内戦悪化、日本の防衛体制強化といった東アジアの現実を多角的に分析しました。 新連載「日本の防衛法制を学びましょう」もスタート。歴史に学び、未来に備えるための特集です。 | 特集:東アジアの緊張と新たな国際秩序 | ▶ 【米中露朝の動向と日本の戦略的課題】 *トランプ第2期政権とアジア(上野英詞) *ウクライナ戦線は北朝鮮にとって対米闘争の第一線である(編集部) *苦悩する石破首相の国会運営(宇田川敬介) *悲惨な内戦に苦しむミャンマー(井晉) *鳥取城の渇え殺し(宇田川敬介) ➀防衛法制は自衛隊の行動の根拠(編集部) |
SSRI 33号 | 2025.1.10 | トランプ新政権の誕生を受け、世界の安全保障環境は大きな転換点を迎えました。 台湾支援、日本の防衛法制の課題、そして中国・北朝鮮の動向を踏まえ、日本がとるべき戦略を多角的に分析。今こそ現実を直視し、未来に備えるための特集です。 | 特集:トランプ新政権と日本の安全保障 | ▶ 【台湾有事と新たな国際秩序への対応】 *台湾有事における日本の台湾支援(柴田幹雄) *台湾有事における日本の可能行動について(矢野一樹) *トランプ新政権の対外政策−中露朝関係と北朝鮮(小野田 治) *習近平政権の微笑み外交(井晉) *多数の敵を翻弄する楠木正成 赤坂城の戦い(宇田川敬介) *A日本国憲法と自衛隊との関係(編集部) |
SSRI 34号 | 2025.2.10 | イスラエルとハマスの停戦合意、新生トランプ政権の発足と、世界は大きな転換期を迎えています。 核抑止の現実、韓国の政局不安、日本の防衛体制強化の課題に迫りました。動き続ける世界を見据え、日本が取るべき針路を考える一編です。 | 特集:揺れる国際秩序と日本の安全保障 | ▶ 【日米核協力と東アジア情勢の行方】 *日米の「核の傘と拡大抑止に関するガイドライン」について(矢野義昭) *なぜ韓国では政治が不安定化するのか(編集部) *USスチール買収計画と日米関係(片山和則) *トランプ大統領の「常識の革命」(井晉) *平安時代の分断社会の乱 薬子の変(宇田川敬介) *B日米安全保障条約(編集部) |
SSRI 35号 | 2025.3.10 | トランプ第2次政権下で揺れる国際情勢と日本の対応を多角的に考察。 能動的サイバー防御、日鉄のUSスチール投資問題、エネルギー安全保障、台湾政策転換など最新動向を踏まえ、未来に備える視座を提供します。 | 特集:アメリカ新政権と国際秩序の行方 | ▶ 【トランプ第2次政権の動向と日本の対応】 *米国産天然ガス輸入による国家安全保障強化(上)(奥村直士) *能動的サイバー防御の導入(佐々木孝博) *第2段階に入った日本製鉄の投資交渉(片山和則) *トランプ第2次政権は台湾の独立承認へと舵を切るのか(井晉) *源頼光の酒呑童子討伐(宇田川敬介) *C防衛二法の成立と自衛隊の誕生(編集部) |
SSRI 36号 | 2025.4.10 | 戦乱と災害に備える「民間防衛」の重要性に焦点をあて、日本、台湾、韓国の取り組みを比較し、未来に向けた防災・防衛一体型社会のあり方を探ります。 国際法と歴史から学び、現代日本の課題にも切り込みます。 | 特集:世界の民間防衛に学ぶ | ▶ 【戦争と災害に備える社会構築のために】 *台湾の民間防衛体制・全民国防(岩本由起子) *大韓民国の民間防衛(編集部) *米国産天然ガス輸入による国家安全保障強化(下)(奥村直士) *戦争犠牲者の保護と民間防衛(井晉) *戦国時代の民間防衛 山城国一揆(宇田川敬介) *D竹下内閣の「国際協力構想」と国連平和維持活動への参加(蜂巣郁雄) |
SSRI 37号 | 2025.5.10 | トランプ新政権の発足して早くも4か月が経過した。日本は、自由防衛体制を維持するため、そして中国の軍事的脅与威に対応するため、 同志国と地域の協力体制を目指す中心的な役割を果たすことが必要。 | 特集:アメリカ新政権と日本の対応 | *【トランプ新政権のインド太平洋戦略を考える】(小野田治) *【対中配慮からぬけだせるのか】(勝俣秀通) *【トランプ関税戦争と日本への影響-今、世界で何が起きているのか?−】(片山和則) *【連載 アジアと日本の安全】台湾国防部が立法院へ提出した四半期国防検討(QDR)(井晉) *【ちょっと欲張りニュース単語解説】専守防衛、関税率(編集部) *【連載 歴史の中の戦争解説】阿倍比羅夫蝦夷征討(宇田川敬介) *【連載 日本の防衛法制を学びましょう】E湾岸戦争と国連平和協力法案(蜂巣郁雄) |